ごうティナのブログ

DOAやスポーツに関する話題

DOAの対戦で2番目に大事な事

前回同様大層なタイトル。タイトル詐欺かもしれない。何度も触れてるが6は未プレイ。


前回はCrを取る事が最も重要でありセオリーだと力説した。次に大事な事は、相手を「浮かす」事である。


DOAには浮かせ技というものが存在し、この技を当てると相手が空中に浮く。そして空中に浮いた相手はホールドができない。このホールドができないというのが浮かせの最大のメリットで、一度浮かせたら相手が落下するまで好きなコンボを入れられる。特に6はステージデンジャーが満載のようなので、浮かせた先にデンジャーが存在すればそれらを活かすチャンスも増える。


よってCrを奪ったら、次は浮かせ技を当てる。これはDOAにおける2番目のセオリーと言える。


ティナを例に挙げると33P(中段P)、33K(中段K)、9K(上段)と3種類の浮かせが揃っている。Crを奪ったら、この3つで3択を相手に仕掛ける。相手としては、仮にホールドを狙っても1/3の成功率。片やこちらはどれでもいいから、浮かせが通れば後は練習したコンボを決めるだけ。Cr中のホールドはダメージが落ちるのがDOAの仕様の為に、相手キャラによるが仮にホールドを食らってもそれほど被ダメージは伸びにくい。


ホールドを狙ってくるなら投げればいいのでは?と思う方もいると思う。だが仮にCrを奪って浮かせ1種類と投げの2択を仕掛けているとしたら、効率が悪くなってしまう。またDOAに限らず大抵の格闘ゲームに言える事だが、打撃を食らいよろけている相手を投げる事はできない。よってCrを取られた相手が何もしなかったら、よろけが終わるまで投げは通らないのだ。こうした「勿体ない」事を続けていては、安定したダメージ取りができない事は想像が付くかと思う。


また浮かせ技を3種類の属性(中P、中K、上)で紹介したのは、このゲームのホールドという仕様による。浮かせ技が毎度同じであれば、当然ホールドされやすくなる。これら3属性の浮かせ技は、殆どのキャラに搭載されているので、これもコンボチャレンジをヒントに探してみてほしい。他に例を挙げると、ヒトミは33P、9K、7Kがそれぞれ中P中K上の浮かせ技になるはずだ。


6ではブレイクホールド、フェイタルスタン、ブレイクブローといった新たな要素があり、必ずしもこれら3種類の浮かせばかりが選択肢ではないが、それでもCrを奪ってからの択としては、十分狙うに値する選択肢と思っている。また、相手がゲージを持ってない場合はブレイクホールドができない為、フェイタルスタンを奪える技が事実上の浮かせになるはず。


こうした確率の高い行動は、安定してダメージを奪う行動であり、言い換えると安定してラウンドを奪い勝利を得る行動とも言える。DOAのコンボチャレンジに、Crを取ってからの空中コンボが多数存在するのも、「Crを取ったら相手を浮かせて、こちらにリスクの無い状態にしてからダメージを奪ってね」という開発からのメッセージと言える。


以上、5の経験を元に浮かせの重要性を書いた。個人的に、Crを取って自由に浮かせ3択からコンボを決められるレベルのプレイヤーは、初級者を卒業して初心者になっていると思う。それだけ実戦でこれらを落ち着いて使い分けるのは、実はかなり難しい。重要な事と題して紹介したが、これらができないと対戦してはいけない訳ではない。これらの行動は、あくまで「勝ちたいけどどうすればわからない」、と言った人向けだ。


DOAには沢山の技があり、それらを色々振ってるだけでも楽しいゲーム。まずは気軽に楽しんでみて、そこから一歩先に進みたい人は、一連のこの記事を多少なり思い出してもらえれば幸いである。その頃には6の攻略が更に進み、この記事も更に陳腐化してるかもしれないが。


次回は、自身や他者の対戦を振り返った時の参考になるポイント、すなわちわかりやすい失敗&損している状況を紹介しようと思う。こうした失敗や損は上級者含め誰にでも起こりうるので、次回の記事も気楽に読んでほしい。失敗は誰でも付きもの。反省できるかが改善の鍵。