ごうティナのブログ

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結果が全てと言うけれど

こんばんは。

今日は終盤までリードしながら最後の最後に山崎が同点HRを浴びる嫌な展開。昨日の敗戦、今年の阪神戦の相性を考えると、この時点で「負けた」と思った方も多いかと思います。少なくとも自分は9割方敗戦を覚悟していました。

しかしその裏、代打乙坂に乾坤一擲のサヨナラ2ランが飛び出し、1勝1敗のタイに。勝負は3戦目に持ち越されることになりました。

 

勝った事に喜ぶべきで今更内容を問うのは無粋なんでしょうけど、やはり気になるのは勿体なかったシーン。7回裏に無死23塁とした所で、当然狙うは追加点。1点のリードしかなく、昨日の出来事を考えるとリードはいくらでも欲しいのに、このあとの代打梶谷、柴田、大和が誰も走者を還せず。特に柴田のシーンはなぜ代打を出さなかったか疑問です。

柴田はこのCSでもそこそこ打ってますが、基本的に打力に乏しい。外野フライ1本でも点が入る場面でそのまま打席に立たせたのは、結果論ではなく疑問が残りました。ここで乙坂か佐野を送るべきだった。その為にセカンドが守れる伊藤や中井をベンチに入れているはずなんですが。

 

1点を争う場面でモノにできず山崎が最後に同点HRを浴びたシーンは、一昨年の日本シリーズの内川の同点HRを思い出しました。あの試合も終盤に3塁ランナーを刺せる場面で刺さずに生還を許し、結局この失点が内川の同点HRに結びついてしまい、最終的にサヨナラ負けで日本一を許してしまいました。

 

山崎は今更言うまでもなく素晴らしい抑え。ですが、リードが1点しか無ければ一振りで試合が振出しに戻りかねない。いい加減書くことも似たようなことばかりなんですけど、もっと1点を大事にしてほしい。今の阪神、そして仮に勝ち上がったとして巨人も、1点を疎かにしていい相手ではないはずです。今の自分が出塁すべきなのか、自らを犠牲にしてでもランナーを還すべきなのか、少しは考えて打席に立ってほしいです。少なくともあの場面の梶谷も柴田も、ブンブンバットを振ってるだけにしか見えなかった。

一昨年、日本シリーズで負け、今年は目の前で巨人の胴上げを許した。悔しさはないのか?個人的には勝った事だけが喜べる試合でした。

明日の試合も阪神が有利でしょう。エスコバー、山崎がこの2試合で不安が残る内容で、二人とも回跨ぎまでこなしてしまった。今永も連投し、復帰したパットンはやっぱり離脱前と同様信頼できそうにない内容。平良が長い回を投げる姿が想像できませんが、疲労の極みと言えるブルペン陣の負担を抑えるため、少しでも長く投げる事が大事になってくるでしょう。