ごうティナのブログ

DOAやスポーツに関する話題

コロナと野球

お久しぶりです。

 

ブログ用のツイッターアカウントでちょくちょく呟いてますが、最近DOA5の対戦相手を募集してます。ロビーマッチを開いた時は告知してるんで、気軽にどうぞ。

 

さて、長らくコロナの影響で開幕が遅れていたプロ野球ですが、6/19に開幕することが決まりました。当面は無観客だそうで、収入面などの問題等もあるでしょうが、娯楽に飢えてるであろう人にとっては嬉しいニュースなんじゃないかなと思います。勿論自分も、久々に野球が見れることが決まって嬉しいです。

その一方で、先日夏の甲子園が中止に決まりました。これは色々な議論を見かけましたが、こちらの判断も仕方なかったかなと思っています。

 

何故なら球児は未だ学生であり、親の援助があっての部活動であること。プロ野球選手は未成年もいますが、個人事業主であり試合活動が生活に繋がっている事。これらの差から、自分はどちらの判断も支持したい。

 

球児からすれば、3年間の総決算である夏の大会が無いのは、想像を絶する悲しみ、悔しさでしょう。しかし、彼らを育ててきた親御さんはより複雑だと思います。

18年間、子供を育てもう少しで大人になるという状況で、万が一にも甲子園への移動・滞在・試合等でコロナに感染し、最悪の事態になってしまったら…自分には子供はいませんが、そんな事になったらとても耐えられないでしょう。最悪の事態と言うのは、起きてからでは遅いもの。

 

本当はいい加減、高野連やマスコミが刷り込ませてる「甲子園=聖地」みたいな幻想に、終止符を打つ方向に向かってほしいんですけどね。人が死にかねない日本の真夏のど真ん中に、球児への見返り(負けたら土を持って帰るくらい?)無く彼らのプレーを商売に売り物とする。これを可能にしているものがマスコミを始めとした「刷り込み」な訳で、高校野球ファンも含め、もっと健全な大会を開くべきという話し合いが合ってほしい。

例えば、甲子園の地を踏めるのは全国のベスト8まで。ベスト8は各県の王者決め→地方同士の王者決め、を余裕ある日程で行う。

甲子園に行けるチームは少なくなりますが、そもそも甲子園に出て"優勝"するのがあるべき目標なんじゃないの?と思います。こういうルールでも勝ち進めばいずれ甲子園に行けるので、甲子園を本拠地にする阪神との兼ね合いも楽になり、現地の滞在費用なんかも安くなるし、何より選手の負担も軽減されていいんじゃないかなと。

 

日本はアメリカのように、人材がポンポン出てきて更にどんどん他国からも集まる、なんて国ではありません。国内の選手を学生レベルから大事にしないといけない。でも、甲子園と言う幻想が育ててしまった「聖地」やらがあるせいで、そこを目標に向けさせられて潰れてしまった選手がいっぱいいると思っています。勿論正確な数はわかりようもないですが…

高校野球プロ野球を観ていれば、少なくとも数人は名前が思い浮かぶでしょう。彼らは実力の問題もあるかもしれませんが、高校時代(下手したら中学時代も)の酷使も原因になっておかしくない。それはプロの投手が酷使された翌年ガクンと成績を落としたりするのと同じで、消耗しているからと考えるのが自然。プロになって大金を稼げたならまだしも、そうなる前にひっそりと現役を去っていく選手やプロになろうとしてなれなかった投手も多い。とても勿体ないことだと自分は思います。もっと人材を大切にしないといけない。

 

何だか話がそれましたが、常々甲子園に対しては主催者やそれを取り巻く環境に疑問があったので書かせてもらいました。

 

プロの選手については、例えば奥さんや子供がいるから万が一にもコロナをうつさないように今年はプレイしない、って選手がいても自分は全然問題ないと思っています。集団圧力なんかで嫌々プレーしても、いい成績にならないでしょうし。もし、そういう選手が出てきたらファンも球団も理解を持ってほしいなと思います。勿論給料は下がるでしょうが、命には代えられませんからね。そこを判断するのも、個人事業主であるプロスポーツ選手だから出来ることなんじゃないかなと。

それと心配なのが親会社。日本はアメリカと違って本業が別にある企業がチームを持っていますが、一連のコロナの件で本業のダメージが大きいと、身売りやなんだって話が出てもおかしくないでしょうから。しかしこの情勢でチームを買ってくれるような企業があるかと言うと… 特に高年俸の選手には、ある程度球団に歩み寄る協力があれば良いなぁと思います。球団そのものが無くなれば、プロ野球もなにもない訳ですからね。

 

久々の更新でしたが、今回はここまで。