ごうティナのブログ

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プロ野球開幕

こんばんは。

 

プロ野球、予定通りに開幕しましたね。無観客試合で、選手の声やバッティングの音などが聞こえてくるのが新鮮で、観てる分にはずっとこのままで良いなって気持ちですw

 

今回は応援している横浜について、現時点での感想を。

 

良い点

筒香の穴を感じさせない上位打線

筒香の抜けた4番左翼にそのまま入った佐野と新外国人オースティンの活躍、去年序盤絶不調だった宮崎の復調、梶谷の復活等、上位打線に関してはかなりの物でしょう。昨シーズン終わってから「佐野はもっと打席を与えるべきだった」とこのブログに書きましたが、持ち前の打撃能力を遺憾なく発揮していて嬉しい限り。浮き沈みはあるでしょうが、この新キャプテンにはシーズン最後までスタメンでやり切ってほしいですね。

そしてオースティンは背番号23、白人、左右へ打ち分ける鋭い打撃と、かつて在籍していたボビーローズを彷彿とさせます。落ちる球や逃げる球を我慢できていた初スタメンの試合で、4安打と大爆発。違和感だかで開幕3試合は代打起用でしたが、スタメンに入ってからは文句なしの活躍。ソトやロペスとフリースインガー2人とはタイプが違うのも、今の横浜打線には合っています。落ちる球での三振がチラホラ出てきていますが、今後も期待できる打者です。

 

因みに持論ですが、日本で成功する外国人長距離打者の見分け方があります。

1.見てくれが怖い

2.落ちる球逃げる球を我慢できる

3.マスコミがうるさくない(昔だったらパリーグ)、前後の打者が優秀

…いやマジでこれなんですよね。

1については、歴代で活躍してきた外国人はイカつい選手が多かったと思いませんか?ちょっと前の打者になりますが、ヤクルト藤井をぶん殴ったTウッズ、デニーと乱闘になったTローズと相棒クラーク、丸太のような腕だったカブレラ。昔で言えば死球をもらいピッチャーに殴りかかったクロマティや、現行犯のマリファナで国外追放されたデービス、筋骨隆々のブライアントに、門田を脱臼させたブーマー。近年で言えばバレンティン

何が言いたいかと言うと、こういう打者は内角攻めがやり辛い。ぶつけたら、ただじゃ済まないもんね。珍プレー好プレーでの乱闘なんかは見覚えある人も多い筈。

そこで2。下手な内角で脅せないなら、必然的に落ちる球逃げる球のような、物理的に打てない球で投手は勝負する事になります。これを振ってしまったら、いくらコワモテでも成功できない。

3は、阪神や巨人の外国人打者が良い例でしょうか。特に阪神は「打線が悪い→外国人に過度な長打への期待がかかる→HR狙いで打撃が崩れる」というパターンな印象。マートンや昔のオマリーが長くやれたのは、アベレージタイプでHR狙いの無茶なスイングをしてなかったからでしょう。

 

…まぁ半分冗談入ってますが。

 

話を戻します。

 

・優秀な外国人達

コロナの影響で今季は試合数が減った代わりに過密日程に。その救済?の為に1軍外国人枠が5人、ベンチ入りは4人に。このルールを最大限活かしているのが横浜。

先述したオースティン、2冠王ソト、ベテランロペス、復活を予感させるパットン、ローテ2番手のピープルズと、出場している5人全員が戦力に。去年1番投げたエスコバーの出遅れを感じさせないのは、他チームに無い強みでしょう。それどころかエスコバーが復帰したら贅沢な悩みに…このまま、活躍を期待したいですね。

 

・試合を壊さない先発陣

今永と濱口以外は実績が足りず濱口も怪我明けと、開幕前は先発が不安でした。

しかし蓋を開けてみれば、9戦して序盤で試合が壊れたのはピープルズの1試合だけ。ここまではローテ皆がよく頑張っています。ピープルズも1試合目は試合を作ったし、新人坂本は初先発初勝利と文句なしの素晴らしいデビュー。

ここまでの試合、開幕前を考えたら100点に近いのではないでしょうか。

 

悪い点

・下位打線、センターラインの層の薄さ

相変わらず貧弱。特に伊藤光がスタメンを外れる日は戸柱嶺井高城と、捕手の控えの弱さが目立つ。大和と投手を合わせて、7番から一気に弱くなるのは打線としては辛い。戸柱が去年よりは打っているので、この調子でやってくれる事を期待。

更にショートは最悪レベルの打撃で、大和柴田と打てない2人に次いで、ついに今日は守りも良くない倉本が先発。更にセカンド柴田に戸柱がスタメンと、6番から貧弱な下位打線が始まっています。それなら、ロペスを外した一塁は佐野、左翼に乙坂辺りで二塁はいつも通りソトでいいじゃん…と思わざるを得ない。6回表時点で何故か4点取ってリードしてますがw

今後もこういう試合は、観てる方の我慢が問われそうです…

 

・脚の無さ

開幕して9試合目の途中ですが、盗塁が無い。そして各駅停車打線だった去年同様、効率の良い得点力では無いかなと。1番の梶谷に数年前の走力は無く、外国人は勿論下位打線の打てない選手達にも脚がない。これはもうどうしようもないですが。脚が使えないので、とにかくボーンヘッドだけは戒めてプレイして欲しいです。

 

ブルペン陣の不安

先発が試合を作れども、リリーフが試合を壊す展開が既に幾つか。ブルペン酷使をするラミレス采配のしわ寄せが、年を経るにつれ来てる印象。タナケン、須田、砂田、エスコバー、三上…引退した須田以外はまだ在籍してますが、果たして今後投げられるのだろうか…

特に不安なのが抑えの山崎。明らかに例年より太くなっており、調整失敗なのかそれとも毎年50試合ほど投げた末の消耗が原因なのか。得意のビジターで打たれるようであれば、配置転換もありうるでしょう。それほどここまで投げた3試合は内容が悪い。

優勝した98年同様絶対的な先発がいない横浜は、なんとか9回までリードして優秀な抑えに繋ぐのが、過去数シーズンの固い勝ちパターン。これが今年崩れてしまっては、優勝はとても覚束ない。山崎は是非復調を期待。

 

さて、今日はここまで。全体的に良い方に成績がブレてる印象なんで、今好調の選手が不調になった時に、支える選手が出てくるかどうか。優勝するにはまだコマが足りない印象ですが、選手達には是非頑張ってほしいです。