ごうティナのブログ

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セリーグはもう終戦?

こんばんは。

 

久しぶりに野球の話題。もうここまで見てる人は大体諦めついてる人も多いかな?自分もその一人。首位巨人とこれだけ離されて、まだ「逆転優勝だ!」などと吹く元気はありません。

 

原監督とすれば、00年代に鎬を削った落合中日や岡田阪神に比べたら、なんと楽なリーグになったかと感じてるんじゃないでしょうか。佐々岡、高津、与田、矢野と、ラミレスを除けば監督経験が1~2年の人ばかり。自分は普段、監督を重要視してませんけど、彼らが巨人を率いたとしてここまで独走できたかと言うと…

 

なんだかんだ言って、フロントの動きが最も良いのが巨人になるんですよね。開幕してから楽天やロッテと相次いでトレード。首位でありながら緊張感を保ち、賛否両論ある編成権+監督の立場を有効活用してます。原が監督の間は、ちょっと他のチームは難しいかもしれない。

 

巨人がダメになるとしたら、阿部二軍監督が満を持して登板する時じゃないかな?原の悪い所だけを受け継ぐ、ダメ独裁監督になる雰囲気を感じてます。完全に自分の直感で申し訳ないですけどw

 

横浜についてですが、最大の誤算は言うまでもなく山崎の不調にあるでしょう。怪我にしては球速は出てるし、試合にも投げれてるしで、個人的には壊れたとは思いません。変化球の曲がりが早いので、見切られてるのが原因ですかね。「曲げよう曲げよう」として変化が早くなり、打者には速球との見極めが楽になってる。ここが直るだけでも全然変わると思います。今年中にそれができるかは疑問ですが。

 

ラミレス監督の采配も不可解な部分はありますけど、ネットでボロクソ言われるほどではないかな。そもそも何度も言うけど権藤さん以来最も好成績を残してますからね。

ただし、過去数年の采配が現状を招いている部分があるのも事実。ブルペンを使い倒す方針は今年も変わらず、来年続投するにしても別の監督がやるにしても、今年よりブルペンが良くなる要素が薄い。三嶋やエスコバーがダメにならない保証なんかどこにもない。仮にラミレス監督続投なら、使い潰す中継ぎに外人枠を割くべきでしょうね。

 

打線はロペスの見切りが遅かったかな。去年時点でかなり衰えてました。そして今年もやっぱり駄目だった。佐野の抜擢と成功は、流石と言う所。個人的にも去年だかのブログで「佐野はもっと打席に立たせるべきだった」と書きましたが、見る目があったかなとちょっと満足w

 

そして梶谷の復活も嬉しいファンが多いでしょう。強くなり始めた頃のスタメンですしね。1番固定でいい活躍を見せています。ここで「今が一番トレード価値が高まってるな」と考えてしまうのが、アメスポ脳。日本ももっとトレードを活性化してほしいです。

 

日本は未だに「トレード先で活躍されたら損だし、決めた人間の責任が問われる」と消極的。大抵の場合、お互いの球団が見込みなしと思ってそうな選手を出しあう「大勢に影響を与えない」トレードになりがちなんですよね。

良い選手が欲しければ、良い選手を出さないと。

横浜は去年書きましたが、外野はメンツだけは沢山いる。誰かをトレードして、手薄な二遊間を補強してほしいと強く思います。別に梶谷を出せって訳じゃなくてね。

 

今年のセリーグはCSも無いし、これだけ離されたら優勝は現実的ではないんだけども、それでもブルペンは消耗されていくんだなあと思うと、ちょっと暗い気持ちになります。来年を見据えて怪我人は無理させないとか、ブルペンは若い選手をお試しで使ってみるとか、色々やり始めてもいい時期だと思います。

 

来年は怪我のオースティン、不調の山崎、そして今年大活躍の佐野がキーマンかな。今から来年の話って笑われそうですけどw とにかくこの球団は額面通りの戦力が揃わず、結局どっかで失速しちゃうんでね。今年の残りは来年に向けて整備に充ててもいいくらい。

 

それでは、また。次回の記事は未定です。