ごうティナのブログ

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牧のポジションを変えるべき

こんばんは

 

開幕してから野球の投稿が続いてますが、今回もベイスターズの話題。ルーキー牧秀悟の守備位置について今回は書いていきます。

 

開幕から3番ファーストに座り続け、現時点で.350超の高打率に、前日まででチームトップの4HR(というか他に複数HRがレギュラーではない神里しかいない…)と、ルーキーながらチーム1の打撃成績を残しており、大変素晴らしい。彼をいきなり抜擢した首脳陣の眼力も素晴らしく、投壊に苦しむチームにあって、数少ない光明の一人。

 

ここで自分が思うのは、彼のポジションを一刻も早くコンバートしてほしいということ。と言うのも、ファーストは「くたびれたオッサン」や「外国人」が守るべきポジションと自分は考えているからで、少なくとも22歳の若武者が座り続けるべきポジションではないから。

 

ファーストはファーストで簡単ではなく、例えば前監督のラミレスや、同じくヤクルトで活躍したバレンティン等、ファーストはできない・できなかった選手もいます。しかし基本的にファーストはボールを待つだけのポジションとして、明らかに他のポジションより負担が少ないのも事実。年齢を重ねてファーストへコンバートした選手は沢山いても、ファーストから他のポジションにコンバートした選手は少ない。それは他のポジションの方が難しいからと考えるのが自然です。

 

プロ野球レベルでファースト適性が高いと思う特徴は

・身長が高い→(特に高めの)悪送球にミットが届く範囲が広がる

・捕球力が高い→内野手が思い切って投げられる、悪送球による出塁を減らせる

・左利き→1塁以外の塁に送球しやすいので、右利きより若干有利

・フットワークに問題がある→1塁に最も近いので、捕手を除き最も走力が不要

・肩肘に不安がある→送球をする機会が少ないので弱点が露わになりにくい

 

これらを満たす、あるいは当てはまってしまう選手が、打撃は良いが高齢化で足腰が衰えた選手や、打撃を買われて来日する外国人選手に多い、というわけです。そういった選手が最後に行きつくポジションの一つ(もう一つはレフト)がファーストであると。

 

それでは牧にどこを守らせるのか?と言えば、それは先日一瞬守ったセカンドになるでしょうか。セカンドベースカバーに入らないミスがその際有りましたが、かつてセカンドを守った際に「余所見事件」で二軍に落とされた宮崎が、今やサードの名手になったりと、守備はある程度鍛えられ向上が期待できるもの。

また、将来的には宮崎の後釜としてサードへのコンバートも計画に入れても良いかもしれない。大学時代は主にセカンドを守っていたようなので、ソトやオースティンが合流した今、セカンドに置いて守備面でも成長を促してほしい。

 

勿論、コンバートは打撃への悪影響も考えられますが、長い目で見た場合には自分は得だと思っています。何より、外国人を補強すると考えたら真っ先にファーストか外野が考えられる。打てる素質を持った牧がファースト以外を守れるのは、チームの大きな強みになり得るはずです。

 

ようやく外国人選手が来日しベンチ入りしている今日この頃。先発投手陣が酷すぎる内はチームが上向く事はないでしょうが、将来に向けて牧のコンバートは一考してほしいですね。