ごうティナのブログ

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トレバーバウアー横浜入団

お久しぶりです。

気を抜くと更新期間が物凄く開いてしまいますね。夜中うとうとしながらTwitter見てたら、MLBサイ・ヤング賞獲得経験のあるトレバーバウアー投手が、年俸4億円で横浜ベイスターズに入団との事。近年の横浜では一番のサプライズ。

という訳で期待する部分と懸念される点と、両方書いていこうと思います。

 

まずバウアーについてはwikiから成績引っ張って来ますが、

32歳 通算MlB10年 83勝69敗 防御率3.79

と高い実績を持ち、20年はコロナ禍での短縮シーズンでしたが、リーグで最高の投手に贈られるサイ・ヤング賞を受賞する大活躍を見せました。

近年そんな活躍を見せた投手が、怪我でもなく日本に来る。年齢的にも問題はない。実力を発揮してくれれば、支配的な投球を見せてくれるというのがファンの期待する姿でしょう。自分もそんなバウアーが見たい。

 

ただ懸念点が多い選手だというのもまた事実です。

まずは奇人、問題児のレッテルを貼られている点。過去に複数もの問題行動を起こしている事実。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kikuchiyoshitaka/20190731-00136447

これは19年の記事ですが、交代時に監督に腹を立てボールを放り投げたり、Twitterで騒動を起こしたり、またwikiには12年に捕手を批判し首脳陣の指導に聞く耳を持たず、結局オフにトレードされた件も書かれています。

そして21年にDVが発覚し、最終的に200試合近い出場停止処分を受け、所属先からリリースされ無所属だったバウアー。

まだまだMLBでの活躍が見込めるバリバリのメジャーリーガーを、横浜が獲得する事ができたのは、そういった事情があるのは間違いないです。(過去オフシーズン中に横浜の2軍施設でトレーニングしたり、Twitterで横浜に逆オファーのジョークを送ったりと、ちょっとした縁もありますが)。

過去にこれだけ"前科"がある投手が、日本で問題を起こさずに試合に出続けてくれるか?これが第一の懸念です。

 

次に22年は出場停止中につき1試合も投げてない点と、3月も半ばになって獲得が決定した点。

1年投げなかった試合勘の衰え、そして異国日本の環境への適応や、MLBNPBのボールやマウンドの違い等、実力を発揮する為のハードルはとても高いと思っています。

無所属の間もトレーニングをしていたようですが、これらの理由から開幕から1軍でバリバリローテーションを守る姿は想像できず、4億円という"日本では"とても大きな投資に見合った活躍が最終的にできるのか、かなり疑問です。

また1つ目の懸念とも重複しますが、プライドの高さから首脳陣との軋轢が起きる心配。MLBで出場停止中だから日本に腰掛けに来てる 以下追記・修正:もうMLBでの出場停止は解けているようです。それでもMLBで無所属の彼を獲得する球団が無かったことは、これまでの素行が大きな影響を与えていることは疑い有りません。この状況が、果たしてバウアーの(将来MLB復帰への)モチベーションにプラスになってくれるか。

以上が個人的にバウアー獲得に際しての懸念点です。

 

NPBで成功した外国人選手の多くは、プライドを捨てて日本の環境への適応が大事だとよく語っていますが、そういう事ができるか。

バウアーが本来の力を見せれば無双してくれるであろう一方、4億円という投資に見合わなかった時のリスクもまたデカい。

そしてこれまでの経緯を見る限り、この賭けは分が悪いというのが自分の本音です。球団も勿論そういったリスクをきちんと考慮して獲得を決めたでしょうが…

 

とりあえず今は獲得の速報段階です。

1.入団会見

2.ユニフォームを着ての練習

3.試合出場

するまで油断できません。まずは横浜のユニフォームで試合に出場してくれる事を祈りつつ、バウアーに注目していきたいと思います。

横浜ファンとしてはエースを務め、CSや日本シリーズで投げるバウアーが見たい!この契約が良い方向に向かって欲しいと思います。