ごうティナのブログ

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2019年ドラフト会議

こんばんは。


一応横浜ファンを名乗っているので、今現在行われているドラフトについて語りたいんですけど、アマチュア野球界の情報は全く知らないので悪しからず。


横浜に1位指名された森については地元桐蔭学園のショートだそうで、今のチーム状況に合った指名と思います。以前書いた記事に「早急に後継者が必要」と書いたポジションです。指名されてから調べたんですが、甲子園出場、U-18の日本代表にも選ばれたとかで、少なくとも実績としては申し分ない。

更に2位3位でそれぞれ左右の投手を指名し、ポジションだけで見れば実に納得のいく指名を見せています。


しかし、当たり前の話ですが彼らがプロでどうなるかは誰にもわからない。


今回改めて書いておきたいのは、ドラフトされた時点でのポジションやアマチュア時代の実績は「参考」程度でしかないということ。

この当たり前の事を、意外とキチンと認識してない人が毎年見受けられます。

「アマチュア時代の実績が良いのにプロで育たないのは球団の育成が悪い」というのも早計で、プロに向くかどうかは能力や伸び代のみならず、性格や思考まで含めた部分も重要。こればかりは誰にも読めないし、終わってから判断するしかありません。アマチュア時代無名でもプロで大成したり、甲子園や大学で大活躍してもプロで活躍できない選手が沢山いるのはご存知の通り(後者はアマチュア時代に酷使され既に壊れているから、という理由もありますが)。


どの球団のファンにもいますが、「使えば育つ」「高卒至上主義」と言った考えは根拠が無い。特に体格が良かったり、飛ばす力や球の速さに優れてる選手に、一部のファンは過剰な思い入れを込めがちです。それが行き過ぎた思い入れになり、ヒステリックな声になってしまうのは見苦しい姿と言えます。

長い間野球を観ている人ならわかると思いますが、素材型でモノにならなかったり前評判で誰もが絶賛していても、プロでは鳴かず飛ばずなんてのはよくある話。

あくまで、「この中から1人でも多く1軍で活躍したら良いなぁ」くらいに思っとくくらいが健全だと思っています。ドラフトを評価するのは、10年くらい待つべきですね。ましてや「絶対成功する」なんて選手はそうそういません。いたら12球団が指名するでしょうから。


どんなに優れた野球の実力があっても、彼らは20歳前後の若者。特に学生だった選手は、「野球でお金を稼ぐ」という事自体が初めてで、生活自体大きく変わる。更に野手は金属から木製にバットが変わる。

こうした点を踏まえ、長い目で選手を見ていきたいですね。


最後に新人選手に求めたい事としては、ただ打って投げるだけの選手にならないでほしいという事。今まで散々書いてきましたが、1点やワンプレーを大事にしないベイスターズのチームカラーには染まらないでほしい。そこだけは1ファンとして、書き残しておきたいです。