ごうティナのブログ

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プロ野球、開幕

こんばんは

 

プロ野球、開幕しましたね。前から言ってますけど、なんだかんだラミレス監督には夢を見させてもらっていました。というか自分はかなりラミレス擁護派だったんじゃないかな。なのでラミレスが退任してからずっと野球熱が入っておらず、開幕戦も始まって数イニング経ってから試合の存在に気づく始末。

1、2試合目の内容が酷すぎたのもあり、3試合目は最後の最後しか見てませんので内容については疎かですが、ここまでの感想を。

 

前向きな点

新加入の田中、開幕戦で6打点のセリーグ新記録

→打力不足の二遊間の争いに、新風を起こすことを期待。

佐野、宮崎は相変わらず計算できそう

→彼らは身体能力ではなく技術を武器に成績を残すタイプなので、そうそう大崩れしないかなと。怪我さえしなければ、この二人は今年も成績を残せると思う。

山崎、痩せる

→去年明らかに太ってた状態より、見た目にはだいぶ痩せましたw それに伴い、去年よりも投げてる球は改善されたかなと。相変わらず空振りを取るのに苦労している印象で、抑えに戻すにはまだまだ不安ですが。

 

マイナス点

外国人選手、開幕に間に合わず

→コロナ禍で国産メンツに。それに伴い、オープン戦みたいな悲惨な打線に。案の定、3連戦でHRは1。開幕戦の田中の大爆発でチーム総得点はそれなりに見えるだけ。ようやく来日したみたいだけど、一体どこまで調整してきたかはわからないので、すぐに戦力になってくれるか疑問。

開幕から先発陣崩壊

→KOされた濱口、京山は言うに及ばず、好投の平良はシーズン最初の先発でいきなり怪我(しかも誰かにぶつかったとかではなく)。こんなメンツがシーズン最初の3試合に登板してる時点で、チームの編成自体に問題があると考える。

采配に疑問符

→特に感じたのは開幕戦。監督デビュー戦なので仕方ないけども、選手をバカスカ交代させて、最終回の同点のチャンスに宮崎に代走送れず、大和に代打を送れず。案の定大和は進塁打も打てず凡退。田中が宮崎でも還れる2点タイムリーを打ってなんとか同点に追いついたが、その裏とっておきの代打亀井にサヨナラHRを浴びる。

この辺、セの現役監督で断トツ百戦錬磨の原監督との差を感じてしまった。濱口が早期降板しチームが負けていたので、ある程度ベンチメンバーを使っていくのは仕方ない。しかし追いつかないとどうしようもない場面で、鈍足・宮崎を2塁に置いたままって言うのは、1点2点を争う場面で致命的であった。田中の当たりが左中間に飛んだから単打で還ってこれたものの、これが正面に落ちていたら同点とはいかなかったかもしれない。

もう一つが3試合目のスタメン。左の今村相手と言う事で田中を外したんだろうけど、大和にするくらいなら開幕戦で大当たりの田中を使ってくれた方が、同じ1点止まりでも納得がいく。

大和は年齢的にも実績的にも打撃は期待してはいけない選手で、DHの無いセリーグでスタメンを張るにしては失格と言えるレベル。大和をスタメンに置かない試合が増えるほど、チームの得点期待値が増えると思っている。

何より、こういう守備で計算できる選手と言うのは、代打を送りづらい。勿論その後の守備に困るからで、大和のような複数ポジションを守れる選手は、ベンチに置いてこそ価値がある。

 

こんなところでしょうか。選手と監督に色々書いているけども、結局プロスポーツの勝敗の一番の責任って、フロントにあると自分は思ってます。「戦略のミスは戦術で補う事は出来ない」とよく言いますけど、所詮監督以下現場の人間は、戦術レベルでしかチームを補う事は出来ず、戦略(選手・監督コーチを揃える、設備投資等…)を立てるフロントに不足があれば、現場の人間が如何に頑張っても優勝は無理。仮にたまたま1年優勝できても、所謂フロックで長続きしません。

ソフトバンクが鬼のように強いのも、戦略面でまず優位を築いているからで、セでは巨人が今年も優勝候補筆頭なのは、”セでは”しっかりしたチームだから。開幕前の田口のトレード、去年のウィーラーのトレード等、優勝チームにも関わらずどんどん動いている。そして勝っても原がミスに手厳しいコメントを残しており、多分彼らの眼中にセリーグは映ってないでしょう。2年で合計0勝8敗の、ソフトバンクとの日本シリーズを見据えているのは間違いない。

ヤクルトが内川を5番に据えたり、ロッテに至っては守備難の阪神でさえ何年も前にショート失格にした鳥谷を、あろうことか開幕7番ショートにしていたり。こんなチームには巨人やソフトバンクは負けないだろうなと、想像つく人も多いと思う。彼らは勿論素晴らしい選手で、その実績には大きな敬意を払って然るべき。でも今現在の彼らにとって代わるような選手がいないチーム状況(フロントのチーム作り)は、間違っていると自分は思います。

 

日本のプロ野球は特にノムさんの自己宣伝により監督信仰が生まれてしまったと考えているんだけど、自分はそうは思わない。どんな名監督でも、間違ったチーム作りをされては結果は出せない。勿論、良いチームを迷監督がダメにするパターンはあるけども。

なら、その責任の所在がまずフロントに帰するのは明白。今の横浜から優勝する雰囲気を感じるのはちょっと無理がある。

 

最後に、他球団の選手だけど阪神のルーキー佐藤について。HRになった時の打球には目を見張るものがありますね。物凄い素質があるのは間違いないでしょう。ただ、何度も言うけど阪神はOBと関西メディアとファンが一番の敵。どうか彼が邪魔されないよう、新たなスターとして順調に行くのを願ってます。

いや本当、スケールだけで言えばここ20年の阪神の選手では、投手の藤浪・打者の佐藤が双璧なんじゃないかな。欠点は勿論あるに決まってるだろうけど、そこを直す為に小さくまとまらず、今のスケールを大事にしてほしい。1年目なんか打率2割でもいいじゃない。

 

今回はここまで。何かの間違いで優勝争いして欲しいんだけどね。でも、試合を見る限り難しいと言わざるを得ないのが悲しい。