コービー、安らかに
こんにちは。
日本でも大きく扱われたのでご存知の方も多いと思う。今週月曜日の朝、NBAの大スターだったコービーブライアントが、ヘリコプターの事故で亡くなるというニュースが。未だに信じられないし、現実を受け入れられない。
NBA自体はここ10年以上ずっと追っていながら、コービー自体に特別思い入れがあった訳ではない。むしろ、BOSやSASのBIG3を応援していた自分からすると、コービーはライバルチームのエースで、好きになれそうもなかった。
しかし、彼には華とオーラがあった。試合中に別の選手がボールを持っていても、コービーをなんとなく目で追ってしまう。そんな存在。
コービーの存在感が自分の中で大きなものになったのは、4年前の引退試合で60得点した日だと思う。
1試合30点取れば大活躍と言える世界で、現役最後の試合で60得点。言葉に表せないほどの印象と感動を受けた。
あれから、たったの4年。
今もって信じられない。信じたくない。受け入れたくない。人が亡くなってこれほど衝撃を受けたのは、自分が子供の頃に亡くなったアイルトンセナ以来だ。
年齢が還暦を過ぎているなら、まだわかる。
重い病であれば、まだ心の準備もできる。
本当に突然としか言いようがなかった。まだまだ、この事実を受け入れるには時間がかかると思う。引退後も、たびたび試合会場やメディアに出てきていた。これから、どんな事をしてNBAを盛り上げてくれるのか、楽しみにしていた。もうそれは叶わない。
コービーの活躍や発言、足跡に触れるべきなのかも知れないが、いくら書き連ねた所で虚しく感じてしまうと思い、あえて書かなかった。
自他共に厳しい人間で、色々なエピソードや発言が見つかるはず。もし興味があれば、調べてみて欲しい。高みを目指す人にはきっと参考になると思う。
コービーは、自分がNBAに興味を持つきっかけとなった1人。素晴らしいリーグを知ることができ、人生における楽しみが増えた。本当に感謝したい。そして、安らかに眠って欲しい。ご冥福をお祈りします。