ごうティナのブログ

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ダブルアップの考え方

こんにちは。

今回はDOAにおけるダブルアップについて、自分の考え方を記事にします。必ずの正解があるものではないので、あくまで参考程度に。ダブルアップしない事が正解になる場面はあるので、そこにも触れます。


ダブルアップとは。

本来取れるはずのダメージを捨ててフレーム有利、もしくはクリティカルを作り、再度こちらのターンで攻めを継続する行動。

メリット

フレーム有利からの読み合いが通れば、最初に奪ったダメージと合わせて大きなリターンを得られる可能性がある。1回のコンボや投げでは得られないダメージをダブルアップ後の択込みで得られる可能性ができる。

デメリット

本来奪えるダメージの分を損して行うので、有利からの攻めを凌がれると勝ちが遠のく。


このような説明となるだろう。代表的なものは、

ゲンフー(6ではエリオット)の12F投げなどからコンボを途中で打ち切り、空中投げを決め5Kで微ダメ+有利を作る

レイファンの中KHやあやねの中PEXHから確定コンボに行かず、Crを取って相手に択をかける

ハヤブサ6Tではなく46Tで裏に回り、Crを取って択をかける

ヒトミ4Tではなく6Tを使い、有利を作って攻める


これらは本来ダメージでは損をしている。ゲンフーはコンボを完走する事でまとまったダメージが取れるし、レイファンやあやねは確定コンボがそもそも痛い。ハヤブサは46Tと同じ6F投げの6Tの方が確定するダメージは大きい。ヒトミも4Tは6Tと同じ7F投げだが、確定するダメージは4Tの方が大きい。


個人的な考えになる事を改めて強調するが、これらダブルアップは初心者にはまず必要無く、ある程度上に行っても状況次第で、基本的に必要無いと思うのが自分の考えだ。

ここで初心者や初級者に対してダブルアップが必要無い理由を書くと、「ダブルアップした際の有利での択が少ない、もしくは曖昧」である事が多いからである。


択が少なければ、それだけ有利を取っても対応されやすくなる。例えばダブルアップから投げか打撃の2択だけなら対処しやすいし、逆手に取られて被ダメが増える可能性も高まる。

そしてせっかくダブルアップしてもその後の択やダメージを奪う方法が曖昧なら、そもそもダブルアップする必要が無い。


たまにアドバイスなんかで「◯◯するとダブルアップができる」なんてのを見かけるが、よほど有利に何をすればいいかわかるプレイヤーじゃないと、教えるだけむしろ損させていると思っている。ダブルアップの存在を教えるなら、その後の択を含めてきっちり教えなければ意味が無い。


特に、ゲンフー(エリオ)の空中投げ、通称「抱っこ」は、補正まで切れてしまう。たまにHCHの投げからも抱っこをするプレイヤーを見かけるが、HCHの補正を捨ててまでダブルアップする必要があるのか大いに疑問だ。そのままコンボを完走するだけで3桁のダメージと吹っ飛ばしが期待できる。


そしてそもそもダブルアップをやってはいけない場面とは、当然ながら相手を倒せる場面だ。上に挙げたコンボの完走で倒せる状況は当然として、ハヤブサ6Tやヒトミ4Tで倒せる場面ならそっちを使うべきだし、そっちを使わず倒しきれなかったら大いに反省すべきポイントだ。


ダブルアップを使うなら、択をいくつも用意するのは当然として、択が通った後に使うべきコンボ、そのコンボルートを頭に入れておきたい。有利を取ってそこで終わってしまっては、何にもならないどころか損。択が通った後のダメージの奪い方をキッチリ頭に思い浮かべよう。少なくともそういう準備が無かったり思い浮かばないなら不要だ。


ではダブルアップを使うのはどういう場面になるのか。

それは逆転したい時になる。向こうの起き蹴り一発でこちらが倒されてしまうような状況の場合、コンボや投げを決めても起き上がりの攻防からまた読み合いが始まる。そこからいくつも読み勝ち、逆転に繋げるのは難しい。それならばダブルアップを狙い相手にターンを渡さない選択肢もありだ。

当然この状況でダブルアップを狙うにしても、複数択を用意し成功した時にリターンを得る方法を知っておかなければならない。「投げからダブルアップ→また投げ」しか択が無いならば単なる甘えだ。


そもそも、何度も何度もダブルアップが必要になるような状況に陥るなら、それは自分の実力が不足していると認識しよう。また、体力リードされたらダブルアップしか逆転の手が無い人も、自身のキャラの練習不足、考え方や基本知識の不足だ。毎回ダブルアップしないと勝ち目が無いようなキャラなど存在しない。そのようなプレイヤーはもっと別に練習する事、覚える事があるとお節介ながら思う。


上級者同士の戦いを見ればわかるが、まずキッチリダメージを取っている事がすぐにわかる。彼らは5や10と言ったダメージの差に、初心者の100倍は敏感と言える。その5や10の差を疎かにすれば、それが命取りになる事をよく理解しているからだ。

上級者に見習うべきポイントは多々あるが、こういう基本的な所を最初は見習おう。派手な部分ばかりが対戦じゃない。


それでは、ダブルアップ論についてはここまで。まとめると、ダブルアップを行う場合は

・複数の択と準備をキッチリ用意した上で

・適切なタイミングで行う

となる。ダブルアップが目的になってはいけない。単なる手段だ。「確定すべきダメージをキッチリ奪う事」が大前提にある事を忘れてはいけない。その大事さを忘れてる人は見ている限り結構多い。


次回の攻略は未定。色々考えつつも、何を記事にしようかに悩んでいます。ティナ知識とかも、6だと変わるでしょうしね…5の延長でよければ書けるんですけど。