ごうティナのブログ

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強いチーム、弱いチーム

こんばんは。

横浜戦を観たかったのですが、方法が無いのでロッテオリックス戦を観てました。どちらも思い入れがないチームなんでボーッと観てたんですけど、9回裏を観ただけで両チームが数年低迷してる理由がわかる気がしました。


9回裏に角中が同点2ランを放ち、まだ無死。サヨナラムードの高まる中、今日もHRを放ち4月も半分すら終わってないのに7HRと絶好調のレアード。

しかし、サヨナラの期待虚しく遊撃への凡フライ。ようやく1死かと思いきや遊撃がボールにすら触れない失策。


ここでまず2つ。1死も取れてない状況で、ようやく打ち取った凡フライを落とした遊撃は改めて酷い。千葉マリンは確かに風の強い球場だが、球場の表示では風速2m。見失ったように見えないし、集中が足りてないとしか言いようがないだろう。

もう1つがレアードの走塁。試合序盤や大差が付いた状況ならともかく、1点入れば終わる状況、屋外の千葉マリンで、全力疾走して2塁を陥れられないのは怠慢だろう。解説の小久保も言及していたが、こういうプレーを疎かにしてるチームが強かった試しはない。


案の定レアードを進塁させる為に、苦しみ抜いていた澤田を楽にさせるバントで1死をプレゼント。2塁に達していれば不要なバントだっただけに、澤田には有難かったろう。

その後1死12塁から荻野がセンター前に運ぶが、前進守備の為レアードは還れず満塁。


そして打者は9番の藤岡。ここで2球目のボール球に手を出しインフィールドフライ。次打者の吉田は三振で延長へ。この場面で内野フライを放った藤岡は、話にならないと言って過言ではない。強いチームならここで決めていただろうし、決められそうにない打者なら代打が出ていたに違いない。そもそもレアードの場面で2塁まで走っていただろうから、とっくに試合を終わらせていたかも知れない。


試合は結局ロッテが鈴木大地のタイムリーでサヨナラ勝ちを収めたが、とても喜べるような試合に思えなかった。少なくともロッテは益田を10回に投入した訳で、こういった消耗が、長いシーズンを戦う上で蓄積されていくのは言うまでもない。


ここ数年、SBの日本シリーズを見てるせいか、基準があのチームになってしまう。打った打たれたは対戦をしている以上当然起きる。しかしそれ以外の「当たり前」を疎かにしているチームが上位に行ける道理は無い。今日のロッテオリックス戦は、そんな「意識の低さ」を感じさせる内容の試合だった。まだ4月だが5、6位に沈むこの両チームが浮上するのは並大抵の事ではないように思う。


さて、記事を書いてたら横浜も8-3リードの展開から8-10と大逆転負け。ソトの2エラーが痛い失点に繋がったようだ。外野手のエラーは即長打に繋がるので、戒めなければならない。

そしてルーキー上茶谷はまたしても勝ち投手の権利を得ながらプロ初勝利に繋がらず。1番悔しいのはリードを守れなかった先輩のリリーフ陣だろう。何とか次回は勝ちを付けて欲しい。

何より去年大幅に負け越し、CSを逃した要因になった阪神戦で、去年のようにまた負け越していたら今年も優勝はおろかCSも無理。選手達も意識しているんだろうけど、やり返してほしいね。